楽天モバイルの売り文句では、データ通信無制限に加えて、通話料が無料というものがあります。
それなのに、月額1100円の「通話かけ放題」というオプションがあります。
通話料が無料なのに、何故にそのような「通話かけ放題」というオプションがあるのか説明していきますね。
楽天モバイルの通話品質はどうなのか
楽天モバイルの通話品質に問題なければ、「通話かけ放題」というオプションがある意味が無いです。
ここに問題があるので、問題なく通話できるオプションとして「通話かけ放題」というオプションがあります。
では、楽天モバイルをメインに使用している当サイト管理人が、どの程度の品質なのかを説明していきます。
音声の質は問題ありません。
050のIP電話と違い、クリアに聞こえます。
これは電波の良い環境下にある場合です。
この場合の電波とは、データ通信速度の事を指しています。
データ通信が問題なく出来る場所ならば、楽天モバイルの音声通話も問題なくできます！
データ通信が不安定な場所になると、自分もしくは相手の声が聞き取れなくなったり、ブツブツと通話が途切れ途切れになったりします。
これらのトラブルを避けるために、「通話かけ放題」というオプションが存在します。
では、何故に楽天モバイルの通話に問題が生じるかを説明していきます。
原因が分かれば対処も出来るわけで、わざわざ有料のオプションを付けなくても良くなります。
楽天モバイルの通話の仕組み
楽天モバイルの通話が無料になるのは、「楽天LINK」というアプリから通話した場合だけです。
ここは要注意です！
楽天モバイルを契約したからといって、スマホに入っているデフォルトの電話アプリで通話した場合、普通に通話料が発生します。
コレだけは押さえておいて下さい。
「楽天LINK」からの通話なら無料なのですが、このアプリはSMSやLINEのようにメッセージのやり取りをしたりスタンプも送れたりするアプリです。
この「楽天LINK」から通話すると、RCSというシステムに則って、データ通信網にて通話が行われます。
docomoやau、SoftbankなどはRCSのシステムを使っていないので、音声データを最優先で流すように優先制御されています。
RCSシステムの「楽天LINK」は音声データも他のデータも平等に扱われますので、通信環境が悪いと途端に影響を受けます。
データ通信と等価による通話システムにより、通話無料が可能とされているわけですが、デメリットもあるわけです。
逆にいうと、通信環境に問題無ければ、通話も問題ないという事です。
楽天LINKの上手な使い方
当サイト管理人は楽天LINKのメリットは最大限に、デメリットは最小限にして利用しています。
楽天LINKは楽天IDでログインしないと利用できませんので、これを逆手にとって、基本的にログアウトしています。
ロウアウトしていれば、誰かから電話がかかってきた時には、デフォルトの電話アプリが立ち上がりますので、通信環境に左右されない普通の通話網での通話が可能です。
こちらから電話する時は通信環境の良い所でログインしてかけてます。
電話かける度にログインするのは面倒ですが、たいていの場合はLINEで連絡しますし、通話が必要なシーンがあまりない人向けですね。
webサイトのホームページ画面からタッチしての電話だと、「楽天LINK」じゃなくデフォルトの電話アプリが立ち上がったりしますので、そこも注意しましょう。
楽天モバイルの「通話かけ放題」オプションとは
月額1100円でデフォルトの電話アプリでの通話が、1回10分以内の国内通話がかけ放題、国内SMSの送受信が使い放題になるサービスです。
通信環境が悪いシーンでもお構いなく通話する必要がある人向けのオプションです。
仕事などで使う場合は有難いオプションです。
現状、他のキャリアと比較して、まだまだ楽天モバイルのアンテナは弱い箇所が多々あります。
仕事上、携帯電話での通話が重要な場合、楽天LINKからの通話では心許無いですからね。
まま、そういう人は他社がいいかと思いますが、データ使い放題は魅力です。