2021年春より、携帯キャリアの争奪戦が激化しています。
ドコモのahamo
auのPova
ソフトバンクのSoftBank on LINE
そして楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT V
上記三社がどんぐりの状態にあって、楽天モバイルだけは突き抜けた格安プランを提供します。
大丈夫なのかと、心配になるレベルで突き抜けています。
では、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」がどうお得でどんな注意点があるのかを主要三社のドコモ、au、Softbankと比較しながら説明していきます。
今回の記事の目次
楽天モバイルの値段設定
楽天モバイルのプランは選択の余地がなく、シンプルに一つだけです。
ですが、段階制になってますので、データをあまり使わない人は安くなり、ガンガンいく人は上限設定の金額になります。
この上限の金額が、ドコモのahamo、auのPova、ソフトバンクのSoftBank on LINEの基本金額である「2980円」となています。
つまり、上限に達したとしても、主要三社の値段と同額であり、得こそあれ、損はないというのが楽天モバイルのプランです。
では、具体的にみてみましょう。
楽天モバイルの月のデータ使用料による料金
データ使用料 | 0~1GB | 1GB~3GB | 3GB~20GB | 20GB以上~無制限 |
月額料金 | 0円(無料) | 980円 | 1980円 | 2980円 |
このようになっています。
しかも、5G通信も同価格となっています。
プラン的には、主要三社を圧倒しており、ドコモ原理主義者ですら乗換えを検討するレベルです。
※2022年7月より、1GB以下は無料は廃止されます!
0GB~3GB以下は980円が最安値に変更されました!
どこで契約できるのか? ショップは使えるのか?
ドコモのahamo
auのPova
ソフトバンクのSoftBank on LINE
そして楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT V
いずれもオンライン契約が正面窓口であり、既存のショップでの契約は出来ません。
楽天モバイルだけは、近くにショップがあれば、そこで契約できます。
主要三社と比べてショップの数は非常に少ないので、近くにあればラッキーというところです。
田舎だときついですが、そこそこの都会ならばそこそこありますので、少し足を伸ばせばあります。
そこは後述する楽天エリア的な問題もあるので、契約すべき人の近くにはあるかと思います。
が、やはりオンラインで契約した方が密にならずに済みますし、特典などもオンラインの方が良い場合が多いです。
難しいものではなく対面でもないので、ゆっくり慎重に入力していけば、まず大丈夫です。
上記バナーから契約できます。
新しいスマホは買えるのか
これは難しいところです。
何かしらキャンペーンがあれば実質無料などでGETできる場合もあります。
一括無料とは、本当に0円の事を指します。
実質無料とは、10000円のスマホを買えば、10000円ポイントの還元があり、それで差額0円というものです。
上記バナーでも、そういうキャンペーンを謳ってる時がありますので、そいういタイミングならラッキーですね。
キャンペーンがない時は、ドコモの「ahamo」auの「Pova」ソフトバンクの「SoftBank on LINE」楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT V」のいずれも自前でスマートフォンを用意する必要があります。
ショップで契約したらスマホも新しく貰えたシステムはないです。
キャンペーンをうまく利用して新らしいのをGETするか、今使っているスマホを継続して使うかしましょう。
今使っているスマホの種類によっては、シムロックや携帯バンドの関係で使えない携帯会社もありますので、要注意です。
どうせなら、新しく契約する会社で売っているスマホを買うのが確実であり、新しく契約した!という実感にもなります。
また、Amazonや楽天市場などでも、スマホを購入する事は可能です。
その場合は、各携帯会社で使えるスマホなのかを確認して買いましょう。
楽天モバイルで使える対応端末
はここから調べれます。
Rakuten Handが貰える
楽天モバイルは今なら一押し売り出しキャンペーン中のRakuten Handというスマートフォンが実質無料で貰えます。
Rakuten Handの詳細はこちらです。
20000円と低コストながら、顔認証や指紋認証など、今時のセキュリティに対応しています。
そして海外製では非対応な場合が多いお財布ケータイにも対応しています!
スペック的にみても、お値段以上(キャンペーン中だと実質無料)のミドルスペックであり、よほどハードなゲームをする人でなければ不便を感じません。
画面を約5.1インチであり、大きめで見やすいです。
目玉としては、高速通信が可能な4×4 MIMO搭載しており、通信速度の向上です。
楽天モバイル調べでは、ダウンロード速度が平均して約1.5倍だそうです。
これは環境などに左右されますので、鵜呑みには出来ませんが、少しでも速度向上する機能が搭載しているのは嬉しいところです。
このスマホは名前の通り、楽天モバイルに特化したものであり、他のキャリアでも使えるでしょうが、楽天モバイルで使うのが一番相性がいいでしょう。
まま、楽天モバイルで購入するスマホは主要な楽天アプリなど最初からインストールされていて、スムーズに開始できます。
これだけの性能で20000円なのも驚異的であり、楽天モバイルならではの価格ですが、キャンペーン中ならば実質無料という破壊的なもので、これは主要三社でも追随しがたいものです。
このRakuten Handというスマホは楽天モバイルが第四のキャリアとなる反撃の狼煙のような存在であり、楽天モバイルここにありと高らかに宣言する役割もあるのでしょう。
それだけの気概が感じられます。
そうでなければ、これだけの性能をこの低価格で出せないです。
このスマホは楽天モバイルの将来をも背負っているものなので、間違いはないです。
メールアドレスはどうなるのか
ドコモのahamo
auのPova
ソフトバンクのSoftBank on LINE
では現在の発表ではメールアドレスは貰えません。
今までは当たり前のようにあったメールアドレスが無くなります。
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT V」だけは、2022年7月にメールアドレスを提供予定となっています。
※2022年7月より利用可能となります
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」のデメリット
ここまでだと、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」の圧勝で、ここしか選択肢がないように思えますが、そうは問屋が卸しません。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」がデータ無制限で使えるのは、楽天エリアでの通信に限ります。
このエリアはかなり進んでおり、今も急拡大してはいますが、まだまだ範囲外な地域も多いです。
主要三社なら、ほぼカバーされており、アナタの生活圏内が楽天エリアか否かで楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」と契約すべきかどうかが変わってきます。
まま、たとえ範囲外だとしても、ほぼ全国網羅しているパートナーエリアなら通信は可能です。
可能ではありますが、月に5GBまでとボリュームダウンしてしまいます。
ここが楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」最大のデメリットです。
公式サイトから楽天エリアがどこなのか調べれますので、契約前に調べておきましょう。
通話について
ソフトバンクの「SoftBank on LINE」
5分間の通話は何度でもかけ放題無料です。
5分以上は30秒20円の料金がかかります。
1000円で通話し放題のオプションがつけれます。
30秒で20円の料金がかかります。
500円で5分間何度でも無料のオプションがつけれます。
1500円で通話し放題のオプションがつけれます。
「RakutenLINK」というアプリからの通話なら通話し放題無料です。
既存の電話アプリからだと30秒で20円の料金がかかります。

これだけみると、また楽天モバイルが圧勝してしまっています。
ただし、「RakutenLINK」というアプリを使うのが大前提です。
これを分かってなく、普通に電話アプリを使ってしまう人がちらほらいます。
非常にもったいないです。
この「RakutenLINK」というアプリを使う煩わしさは、地味にデメリットではあります。
当サイト管理人も使っているのですが、まだ洗練されてなく、使いづらい箇所もありますし、通話も既存の電話アプリより地域によっては断線してしまう可能性が高いです。
今後のアップデートに期待しています。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」まとめ
楽天エリア内ならば、大いにある選択肢です。
一年間無料であり、解約による違約金などのデメリットもありません。
スマホも新規契約時ならば比較的安く買えますし、Rakuten Handという勝負スマホが実質無料で手に入るのもありがたいです。
通話する時は、「RakutenLINK」アプリというのを忘れなければ、一年間無料なので、ほぼノーダメージでお試しできますので、迷ってるなら契約してダメだったら解約すればいいでしょう。
楽天市場での買物によるポイント倍率ボーナスも増えますし、そのポイントを月額料金の支払いに回せるのも魅力です。
ネット契約が苦手なら、近くのショップを探していくという選択肢もあります。
結論としては、楽天エリア内なら一度試してみる価値はおおいにあるとなります。