スマホを買ったらスマホケースを装着して使うのが日本人です。
戦国時代から武士にとって大事な刀は鞘に収めてきました。
それと同じですね、時代は繰り返されます。
大事なものは保護して使いたいから当然です。
日本人の男性の多くが身をもってそうしてます。
そんなジェントルマンを火星人と呼ぶ人もいますが、まあ無駄に保護しすぎてる過保護というか仮保護な気がしないでもないです。
スマホの場合も同じで、せっかくのイカしたデザインを隠す事になります。
ですが、それでも落とした衝撃で壊れでもしたら大変なので見た目よりもケースで保護する方を選びます。
なのでスマホを選ぶ時に、デザインはあまり重要視しなくていいでしょう。
さて本題に移りますが、一言にスマホケースといっても数種類あります。
世の理に則り、それぞれ一長一短、メリットデメリット、光と影が混在しています。
スマホケースは大きくわけて4つあります。
- バンバー型ケース
- 背面ケース
- 手帳型ケース
- ミクロ吸盤ケース(新タイプ)
この4つ解説していくので、自分にあったものを選んで下さいね
今回の記事の目次
ミクロ吸盤ケースのWAYLLY(ウェイリー)
2018年に考案され、TVに取り上げられてから急速にシェアを伸ばしている新タイプ。
海賊版も数多く出回ってますが、現状ではWAYLLY社のみが純正となっています。
どういうものかというと、目に見えないミクロの吸盤(新素材ナノサクション)で出来ており、平面にならたいてい引っ付けられるというスマホケースです。
上記バナーから公式に飛べば詳しく書いてます。
要は自撮り棒に代わる働きをしてくれます。
自撮りに限らず、誰かとのツーショットや、台所などでスマホの画像を見ながら作業したり、様々な使い方が報告されています。
また、オプションを付ければ手帳タイプやカードケース、スマホリングもチョイス出来ます。
全てのオプションに専用のミラーが付属しますので、自撮りする前に自己チェックしましょう
バンバー型ケース
スマホ本体の側面を囲うようにに取り付けるタイプのケース。
傷つきやすいスマホ側面を保護するする事に特化しています。
キャプテン翼でいうとこの滝君のような存在です。
バンバー型ケースのメリット
本体の背面は隠れないので、iPhoneで林檎部分は見せたいとかイカしたデザインのスマホを見せたい人には最適です。
他のスマホケースのように熱がこもらないので、そういう意味でスマホを保護してるとも言えます。
使ってる人はあまりいないので、他者と差を付けたい熱くならないクールな人にもお勧めです。
熱対策はピカイチの性能なので、ヘビーゲーマーにもおすすめのスマホケースとなっています。
バンバー型ケースのデメリット
側面のみに特化してるがゆえの前と背中がガラ空きです。
また、デザイン的に色でしかケースのヴァリエーションがありません。
とはいえ、これはフィルムやガラスを張ってカバーできなくもないです。
何かと話題になりやすいスマホにおいて、ケースをカバーしてるというのも会話のネタアイテムとしていいかもしれません。
また、あまり深く考えずにスマホケースを選んでる人からは若干バカにされがちです。
「横だけとか意味なくね? カッコつけなの?」的な視線を感じるシーンもあるでしょう。
その時は鼻息荒く説明しては逆効果ですので、じっと耐えて下さい。
そういう意味では前と背面と心を保護してないというデメリットがあります。
バンバー型ケースを選ぶならタフなハートが必要です。
一番のデメリットは機種によっては、そこそこ高いものじゃないとすぐに色が剥げる事です。
バンバー型ケースに限らず全ての世の中の理において角や側面は一番消耗する場所です。
安いのを選ぶと剥げてきて見苦しくなります。
特に安物メタルバンパーは留め具が緩んで持ち手に干渉しちゃいます。
バンバー型ケースを買う際には、必ずレビューをよく読んでからにしましょう!
また、バンパーケースと非常に相性のよいスマホリングが使えます。
スマホリングは凄い勢いで浸透しており、今はもう下のようなネコ型なども出ています。
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弱点である背面を麦わら海賊団が守ってくれます。
背面はスライド式になっており、カードなどを収納できる優れものです。
背面フィルムもどうぞ
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麦わら海賊団はちょっとと言う方には、こちらの透明なのをお勧めします。
ロックなアナタにはメタルなスマホリング一体型もあります。
手帳型スマホケース
一番の大勢力です。
もはや説明不要なぐらいにOSでいうとこのWindowsのような存在です。
便利な機能性とオシャレな見た目が相まって、日本人のハートががっちりキャッチしています。
スマホやアイフォンを保護するだけでなく、カードなども2~3枚入れれるのがデフォとなっています。
手帳型スマホケースのメリット
・側面全面背面と全面を守りますので防御力も非常に高いです。
・なによりヴァリエーションが非常に多彩で、女子高生用からジェントルマンが出しても恥ずかしくないものまで揃っています。
スマホを選ぶより迷うぐらいに、楽しく迷えます。
これが将棋なら席を立って長考するでしょう。
・値段も安価なものが多く、着脱が簡単なのを選べば何個か所持して気軽に着せ替える事もできます。
・カードポケットに免許証なども入れれますので機能性も非常に高いです。
・通知LEDが隠れるので、他人から「光ってるよ!」と言われくて済みます。
見えないのはデメリットにも繋がりますが、自分のペースで確認できますので、スマホに主導権を譲らずに済みます。
手帳型スマホケースのデメリット
・開いていないとLEDランプ点灯の通知が見えない。
通知がきた瞬間なら音で耳で分かりますが、そこを逃すと気づくまでタイムラグが生じます。
・スマホ本体の美しさやデザインを一切合切否定して、持ち運びに対してかさばります。
・通話する際も手帳のフタ部分が鼻をノックするので非常に鬱陶しいです。
これも長年続けていたらミリ単位で低くなりそう。通話をよくする人にはお勧めできません。
・放熱できないので、電池が熱暴走してしまう。
適度にスマホを使う人はいいですが、歩いてる時でも使うようなスマホ依存度が高い人は要注意です。
スマホが熱を持つと、電池の寿命は短くなり、動作が重くなりアプリが暴走し、最悪出火します。
これの対策として背面に貼る冷却シートがありますが、無いよりマシ程度の効果です。
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また、アンドロイド5以上なら、「設定」⇒「電池」⇒「バッテリーセーバー」から対策できます。
バッテリーセーバー機能をonにすると、スマホが過剰に仕事するのをやめて自主的にクールダウンします。
スマホ君の演算能力のmaxが多少落ちるのですが、長生きしてほしいならonにしましょう。
・磁気カードが破壊される。
手帳型ケースの主流がマグネット式のフタが採用されています。
これはペタっと閉まるので気持ちいいのですが、磁気カードを狂わせる原因となっています。
クレジットカードやポイントカードなどの磁気ストライプがあるものは避けるべきです。
ICチップなどしかない交通系のカードは磁気不良に強いとされていますが、狂わないわけではないです。
ですので、せっかくの手帳型ですが、収納するカードは免許やスタンプ式のカードなど磁気に関係無いものになります。
磁石は取っ手部分の先端に埋まってるので、いっそカッターで切り目を入れて取ってしまうか、取って部分ごと切り取るという手もありますが、ピタっと閉まらなくなります。
これの一番の対策としてはマグネット式ではない手帳型ケースを選ぶ事です。
多少、閉まりが悪かったり、ボタン型で面倒ではありますが、磁気カードを入れれる便利さを求めるならこちらです。
背面カバー型スマホケース
手帳型が出るまでは一世を風靡した背面と側面をガードするタイプ。
素材ににより使い勝手が大いに変わってきます。
素材のメリットデメリットも合わせて書いていきますね。
背面カバー型スマホケースのメリット
・側面も背面もガードしつつ、側面部分がやや盛り上がっているので前面に対しても多少は保護されます。
裸に比べるとかなり防御ステータスが増加します。
・デザインが豊富にあり個性を出しやすい。
スケルトン型もあるので、スマホやiPhoneのデザインを損なわずに保護する事も可能です。
中には自分だけのオリジナルデザインにできるサービスもあります。
・比較的安いので、気分で着せ替えできます。
・スマホリングを装着できる
素材別のメリット
・シリコンケース
柔らかく着脱が簡単です。
斜になってる壁やインパネにペタっと貼り付けたりもします。
衝撃吸収力に優れているので落下時のダメージを大幅に軽減してくれます。
・プラチックのハードケース
スマホとの一体化はNo1です。
スケルトン型だとクリアなので見た目ケースを付けていないぐらいです。
薄いのに耐久性が高く、価格も財布に優しいです。
・TPU素材のソフトケース
ハードとシリコンのいいとこを兼ね備えています。
硬すぎないので着脱もシリコン程ではないですが容易です。
背面カバー型スマホケースのデメリット
・熱がこもる。
手帳型よりはマシですが、熱は背面から出るのでクリティカルに熱いです。
手帳型と同様の対策で予防はできますが、更にメッシュ型ケースという選択肢が選べます。
メッシュだと密封されないので多少なりとも放熱効果があります。
100均の材料でクロスステッチして自分オリジナルも作りやすいというおまけつき!
・前面が露出している
前面が物理的に弱く、精神的にも注意が必要です。
待受け画面は他人に見られてもいいものを用意しましょう。
また、LINE等のポップアップ通知はフルじゃなくシンプル設定にしないと画面ロックしてても見られます。
・剥げ易い
背面を、デザイン面を下にして置いたりするのが普通ですので、背面は毎日徐々に削られていきます。
無地や高級なものならともかく、イラストに惚れて買ったものが剥げてくるのは何とも悲しいものです。
素材別のデメリット
・シリコンケース
ラバーというかゴムのようなものなので、布に貼りつきます。
ポッケに入れると取り出しにくいです。ポケットに穴があきそうになります。
布だけでなくゴミも付着しやすく汚れやすいです。
・プラチックのハードケース
落下時の衝撃で割れ易いです。
硬いがゆえに柳の如く受け流す事ができずに、正面から力勝負に出ますので、負けた時は割れます。
スマホにもダメージがいきますので、落とさないように注意しましょう。
・TPU素材のソフトケース
とても熱さに弱いです。
高温な車内に置いておくと変形の恐れがあります。
紫外線にも弱く、あまりに浴びると変色の恐れがあります。
それはつまりデザインが別物になるという事です。
理想的な使い方
ケースをするのはスマホを大事に長く使うという事なので、スマホの寿命を左右する熱対策は重要です。
背面ケースに冷却フィルムかメッシュ素材はとてもいいように思います。
手帳型も捨てがたいので、マグネット無しのをチョイスして、冷却シート貼り付けましょうか。
バンバー型ならば熱対策はばっちりで何も余計なのは入りませんが、やや遊び心が満たされない。
せめてリングホルダーぐらいは遊び心あるのをつけましょうか
スマホリングは便利なもので、指にはめるので操作時の落下は防ぎますし、卓上ではスマホスタンドにもなります。
何よりスマホの操作が格段にしやすくなるので、これからの時代はバンバー型に遊びとエッジの利いたスマホリングですね!
それでも手帳型の機能性は捨てがたく、これだけ字数を書きながらもまだ迷っています。
そして人とは違う、新タイプのスマホケースも出始めています。
これらは従来のものよりカッコよく、それぞれの弱点を無くしたものまで出てますので、合わせて読んでください!

それでは皆さんのケース選びが悔いないものになるよう、どうぞ迷って悩んでから購入して下さいね。
オリジナルスマホケース
亜種として一つ紹介しておきます。
世界に一つしかない華のようなスマホケースのオーダー方法

番外編としてスマホスタンドも一つ紹介しておきます。
こちらは車載ホルダーでも装備できますし、取り外して台所などでレシプを見ながら料理するにも便利なスタンドです。
磁石じゃなく吸盤と付属の滑り止めストッパーの二段備えなのでどんなスマホケースにも対応してるとこもミソ。
レビューを見ても好評のようです。
ただ女性専用という謳い文句があるので当サイト管理人はやめときました。
何かしら女性にしか分からない便利機能があっても使わないし、デザインがどうも丸くて女性みたいだし。
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