軟水と硬水の違いや特徴を比較しました

アンテナを張り巡らしてる人は昭和と違い、令和は選んで水を買う時代です。
何しろ人間の体の60%は水分です。
水は体にダイレクトに働くものなんですね。
残りの40%は優しさで出来てると言いたいとこですが、昨今そう言い切れない人が多くて心が渇いてしまいます。
ある程度、水に興味を持つと、軟水と硬水がある事に気が付きます。
そのワード自体は何となく知ってる人もいるでしょうが、どう違うのかまでは知らない人ばかりです。
これを知っていれば、選ぶ水も変わってきますし、何かしら話のネタにもなるでしょう。
なので、念入りに説明して分かりやすく比較していきます。

スポンサーリンク

軟水や硬水とは

いわゆる水の硬さ、硬度によって区分されています。
水が硬いというのも変ですが、のどごしなどが変わってきます。
水に含まれるミネラルの種類や量などが影響しています。
水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量が100mg/Lで分岐され、それ以下なら軟水、それ以上なら硬水となります。
100~300mg/Lを中軟水とし、それ以上を硬水とする場合もあります。
それが、WHO(世界保健機関)が定める基準に則った日本の基準となっています。
世界基準は4つと更に細かく分類されます。

名称 硬度
軟水 60mg/L 未満
中程度の硬水 60~120mg/L
硬水 120~180mg/L
非常な硬水 180mg/L 以上

軟水の特徴・メリット・デメリット

代表的なものに水道水があり、日本人にとっては慣れ親しんだものになります。
ちなみに水道水の硬度は地域により異なります。
ほとんどの地域は100mg/Lの軟水ですが、九州や関東は平均より高い傾向があり、関東の一部では100mg/Lを超える地域もあります。
全国の平均は55mg/L前後とされています。
水道水からも分かるように、ミネラルはあまり入ってません。
何にでも無難に使える柔軟さがあり、お腹にも優しい、口当たりの優しい、人間ならば無難に社会を渡っていけるタイプです。
うるさく主張しないので、どんな料理にも合います。
入浴時の洗髪などでも、髪に優しいので適しています。
反面、デメリットとしてミネラルが希薄なので栄養としては期待できません。
水分補給という面ではいいですが、それ以上の働きはないでしょう。
もっとも、水分補給は生きていく上でとても大事な事ですので、それだけできたら十分ではあります。

硬水の特徴・メリット・デメリット

スーパーなどで売っているミネラルウォーターの中には硬水のものもたくさんあります。
有名なものならエビアンがあります。

硬度は304mg/Lになります。
304mg/Lでは違いがいまいち分からないなら、コントレックスというのもあります。
こちらは1500以上あり、流石に重い飲みごたえがあります。

硬水の特徴はミネラルが豊富だという事です。
特に高度の物差しとなるカルシウム・マグネシウムが豊富に入っています。
カルシウムがマグネシウムを直接取り込めるので、それらが不足しがちな現代人にはうってつけではあります。
各種ミネラルと水分を十分にとっていれば、多方面で体に良いのはもちろん、肌や血管にも良い作用が期待できます。
その他の使い道として、肉料理などで利用すると、臭みを消す強さもあり、繊細な和風料理には個性が強すぎて合いませんが、洋風の料理には適しています。
直接飲む事でもミネラルを取り込めますが、慣れていないとお腹がゆるくなります。
反面、便秘を解消したり便通が良くなったりがありますが、初心者だと下痢になる可能性が、硬度に比例して高くなります。
当然、赤ちゃんやお年寄りにはお勧めではないです。
特にお腹がゆるい人にはお勧めじゃないです。
当サイト管理人も最初はきっちり下痢になりました。

軟水か硬水の違いまとめ

カルシウム、マグネシウムを基準とした、ミネラルの濃度が違います。
飲料水としては、ミネラルが豊富な方がいいように思えますが、その分、主張が激しいので、メードinジャパニーズな繊細な胃腸には受け入れられずに排出される恐れもあり、自分に適した硬度を探りながら、徐々に上げていく方がいいでしょう。
よく海外でお腹を下すと言いますが、海外では日本より硬度が高い場合が多いのも原因の一つとされています。
スーパーなどで無料で貰える水もありますが、それは多くが「純水」か「アルカリイオン水」です。

【完全】スーパーで無料の水を貰うには【解説】
スーパーで無料で貰える水はどんなシステムなのか。飲んでも大丈夫な水なのかどんな水なのか。体にいい水を手に入れる方法など、ミネラルたっぷりな記事になってます

これらも使い方一つでいいものではありますが、硬度的にはほぼ軟水と思って間違いないでしょう。

料理に使うなら、日本料理には料理の風味を邪魔しない軟水、臭いの強い洋風には硬水との認識でいいです。
コスト面でいうと、蛇口を捻れば出る水道水が最強なのは間違いないです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
生活全般
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
お得に賢く生きる生活の知恵集
タイトルとURLをコピーしました