パートでいくら稼ぐと、手取りがいくらになるか、金額を分かりやすくまとめました。

今回の記事は攻撃回です。
節約は家計に対する守備です。守りの行為です。
それに対する攻め、つまり金銭を生み出す行為。
パートに出よう、出てます、出てみたいの社会に打って出る戦士に送る記事です。

漠然とは聞いた事のあるフレーズとして、「扶養範囲内」「130万の壁」「配偶者控除」などがあると思います。
これらを鑑みて、いくら稼ぐのが一番効率がいいのかまとめていきます。

 

ここでは細かい説明などは極力省いて、いくら稼いだら税金を引かれて、どれぐらいの手取りとなるか、ざっくりと目安を出しています。
あくまで目安ですので、ケースや地域によって多少変わります。

 

とはいえ、これらの法律はコロコロ変わります。
今の混沌とした政局では、どこから税金を毟ろうかという場面において、正社員よりパートから毟ろうとするシーンが目立ちます。
それはつまり嫁が働かなくていい富裕層ではなく、両輪で稼げねばならない一般庶民に対する増税ですね。
太古の昔から政権に近い層が優遇され、一般庶民は翼を毟られ地べたを這って生きてくというシステムです。
なので、あまり精密にここまで稼げばいいとかは考えなくていいです。
どうせすぐ変更されますので。
当記事では基本的なところと、だいたいの目安を示していきます。

あくまで目安です!
そのままの金額、ドンピシャリではないですが、近い数字にはなるはずです。

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26年に106万の壁が新設される

28年の10月に設定された新たな壁です。
130万の巨大な壁たるウォールマリアには及びませんが、ここが一つのデッドラインとなります。

厳密には発動条件がいくつかありまして、

従業員数501人以上の事業所
週20時間以上
契約期間1年以上
月収8万8,000
学生ではない

これら全てを満たすと106万の壁が発動し、「社会保険に加入」という制度が適用されます。

 

これらの条件を一つでもパスできれば、106万の壁はありません。
次の130万の壁までは、そのまま何も考えずに馬車馬の如く働きましょう。

 

全ての条件を満たしてしまった場合どうなるか分かりやすく書きますと、年間106万円稼いだとしても、社会保険料などが引かれて、実質90万円になるという事です。

 

分かり易い比較

年間106万円稼いだ⇒約90万
年間105万円稼いだ⇒約104万
年間120万円稼いだ⇒約102万

この段階では105万が最強です。
一番稼いでない人が実は一番稼いでいたという事です。

 

これ以降の数字も見てみましょう。

年間125万円稼いだ⇒約105万
年間130万円稼いだ⇒約110万
年間140万円稼いだ⇒約116万
年間150万円稼いだ⇒約123万

105万円以上の稼ぐなら、125万円を突破しなくては手取り的に減ります。

これは意識していきましょう。

無理なく負担軽く働けるコスパ最強105万円以内がお勧めです。
あまりギリ狙いだと、残業を命じてきた店長にサツ意が沸くので100万を狙いましょうか。

 

とはいえ、ここで毟られた社会保険料は、後に年金が増額されて生きてきますし、社会保険(健康保険+厚生年金)も適用されます。
給料が減ったのではなく、税金を払って、後で優遇されるというシステムです。

ですが、今現在でお金がいるわけなのでパートして2馬力で家計を支えてるのならば100万までですね。

あまり考慮しなくてもいいとはいえ、103万の壁もありますし、この付近の稼ぎなら100万以下がベストでしょう。

100万円を超えると住民税がのってきます。

あまり知られていませんが、100万円にの壁があります。
100万円以下ならまるまる全て手取りになりますが、100万1円からは住民税を払わなくてはいけません。
これは各市町村によって額が違うので一概にいえませんが、ばっくりと目安を出すと、年間で5000~15000円ぐらいでしょう。

また、130万の壁では総支給額が対象ですが、106万の壁は違います。

除外対象となる賃金一覧

・臨時に支払われる賃金

・ボーナス (結婚手当・賞与など)

・時間外労働、休日労働及び深夜労働に対して支払われる賃金

・残業代

・交通費(通勤手当)、家族手当、精勤手当、皆勤手当

これらは混同されやすいので注意しましょう。

 

103万の壁とは

103万の壁とは、103万以上稼ぐと所得税がかかるというもので、まあそれほど気にしなくてもいいです。
103万やや上ぐらいなら所得税は年間1000円ぐらいです。気にするレベルではないです。
ただ、所得税がかかるという事は旦那さんの給与に干渉して、勤め先に嫁さんがパートしている。
しかも103万以上稼いでるというのが発覚するリスクが出てきます。

これでなにが困るかというと、会社によっては
「嫁は103万以上稼いでて配偶者控除も適用外の存在だし嫁の家族手当はいらねえよな」
となり、旦那さんの給料から家族手当が減るかもしれないという事です。

これは旦那さんの勤め先によって違ってきますし、家族手当の額も違うので注意喚起だけに留めておきます。
ですので、念のため103万の壁の手前で止まるのが無難です。
月額にして8万5千円がデッドラインと意識しましょう。

また、103万の壁に対しては交通費は含まれません。

 

130万の壁

106万の壁をパスしてきた人の前に立ちはだかる壁です。
106万の壁の発動条件は関係なく、130万以上稼いでるという一点だけで発動します。
ここからは106万の壁と同様に、旦那の扶養から外れ、社会保険に加入しなくてはなりません。
それが日本社会のルールです。

ではまず分かりやすく比較します。

これは106万の壁に当たっていない人の参考図です。

年間125万円稼いだ⇒約120万
年間130万円稼いだ⇒約110万
年間140万円稼いだ⇒約116万

ここまでの段階では125万円が最強です。
その人より5万円、時給1000円だとして50時間も、それはつまり一週間以上も多く働いた上に10万円も少ない手取りです。
これには130万円さんも怒ります。

それ以降の数値も見てみましょう。

年間150万円稼いだ⇒約123万
年間160万円稼いだ⇒約130万

125万円時より手取りを増やすには150万以上の頑張りが必要となってきます。

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