生前から出きるお得な永代供養の選び方

永代供養とは

簡単に分かりやすくかくと、
永代供養墓を設置した寺院や自治体が家族の代わりに永代(永い間)管理してくれるシステムです。
個別の供養は永遠ではなく永代になります。
期間は依頼先によって異なってきます。
個別の供養は13回忌や33回忌を区切りとして、その後は共同合祀にて永代に渡り供養してもらえます。

お墓が遠くて遺族がお墓参り出来なくなり無縁仏が増える昨今、それならばと墓じまいをして近場に永代供養して貰うスタンスが主流となっています。
近場での永代供養なら管理の手間もなく気軽にお参りにいける為、参拝する回数が増えるメリットがあります。

ですが、遺族が永代供養を選択するには、やはり葛藤があり、親類縁者の中には非難する人も出て難航する恐れがあります。
あなたが永代供養にしてもらって構わない。遺族に手間をかけさせたくないという考えの持ち主ならば、その旨をエンデキングノートに書いておきましょう。
無論、直接子供たちに言っておくのもいいですが、書面で残してないと、子供達が親類縁者を説得するのに手間取ります。
ご自分の希望する永代供養の場所があるならば、それも記述しておきましょう。
永代供養の場所によっては生前予約なども可能です。
目ぼしい場所があるなら、下見がてら立ち寄って話を聞くなり、写真でも撮るなりしてしまいましょう。

※写真を撮るのはエンディングノートに貼るためです。紙のノートもいいですが、ブログで残す方法なら写真を貼るのが容易ですし、ブログをしていると写真を撮る楽しみも増えます。
パソコンがあればブログは無料で作成できます

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永代供養の費用

依頼先によりかなりばらつきがあります。
永代供養墓か納骨堂(種類による)によっても違います。

永代供養塔の場合

合葬墓・合祀墓などとも呼ばれています。
他人の遺骨と混ざり合う為、以後、遺骨を返してもらう事は不可能となります。
永代供養の中でも比較的安価ですので、今の主流となっています。
一例としてイオンが提供する永代供養は56600円となっています。
以降、追加料金は一切かかりません。


イオン公式サイトから引用

イオンは全国に対応してますが、他にも地域で人気の依頼先があるかと思います。
大阪ならば一心寺さんが凄い人気です。毎日がお祭りのような人出で、これならば故人も寂しくないだろうと思わされます。
費用も遺骨の大きさによりますが1万円~3万円となっています。

納骨堂の場合

タイプ1、ロッカー式
見た目がコインロッカーに似ている、昔からあるタイプです。
個別に収納スペースがある為、好きに配置できますし、安価です。
費用目安:10万円

タイプ2、仏壇式
上段に仏壇があり、下段に遺骨が安置されています。
ロッカー式が縦に4つ並んだぐらいのスペースがありますが、その分、費用はかかります。
費用目安:30万円

タイプ3、機械式
可動式、自動搬送式とも呼ばれ、一番新しいシステムです。
ICカードなどで機械を通して自分のお墓の登録番号を打ち込むと、立体駐車場のような仕組みで仏壇が降りてきます。
都会などで狭い場所を有効利用している所が多く、内装や設備も凝ったものが多いです。
たまにTVなどで紹介されたりしてます。
都会にある傾向が強く、それ故に費用はかかりますし、年間管理料も発生します。
費用目安:60万円
参考寺:春慶寺 えにしの苑←クリックで飛びます。

 

終活における永代供養

あなた自身が永代供養で構わないなら、遺族にとって負担は軽いものとなるでしょう。
生前のうちにどこがいいか決めてしまいましょう。
また、先祖の墓地があるのなら、年長者であるあなたが、墓じまいして自分も含めて永代供養にするよう進言するか、エンディングノートに書いておけば、遺族の負担は更に軽くなります。
もちろん、家が裕福で先祖代々立派なお墓があって、世話を引き継いでくれる人がいるなら問題ないです。
そうでなく、
周りに特に親しくしているお寺などもないのでどこへ相談していいか分からない。
例え立派なお墓を作ってもその後管理していく者がいない。
家族にお墓の維持費や管理などの面倒をかけたくない。
様々な理由によりとにかく費用をかけられない。
亡くなった方の宗派がわからないなどの状況の方には下のようなサイトが助けてくれます。

一番大事な事は、死の旅路に出立する前より更に先手を打って、
あなたがあなたである間に、認知やボケがくる前に、
ちゃんと正しく決断できるあなたである時に準備する事です。

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冠婚葬祭 終活
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