料理がこびりついたフライパンは洗うのが大変です(特に精神面で
そんな中、料理がこびりつかないフライパンが多数世に出ています。
色んなコーティングが開発されており、どれがどういいやら分からないので、調べてみました。
基本のフッ素加工から、ダイヤモンドコート・マーブルコート・ブルーダイヤモンドコート・チタンコート・セラミック加工を比較してみます。
今回の記事の目次
フッ素加工(テフロン加工)のフライパン
テフロン加工は有名ですが、基本的にフッ素加工と同じです。
違いはテフロン加工はケマーズ社製が施した元祖フッ素樹脂加工のフッ素コーティングなところです。
ケマーズ社以外はフッ素樹脂加工になります。
これが料理がこびりつかないフライパンの基本であり、ここに様々な要素をプラスして〇〇コーティングとなっていきます。
つまり、フッ素加工は基本形であり、余計なものが混入してない分、お値段も優しいです。
この中でも最強の呼び声が高いのがテフロンプラチナプラスであり、他のコーティングに負けない性能です。
アルキ素材との融合で耐久力もあるとして口コミも好評です。
ダイヤモンドコートのフライパンとは
ダイヤモンド・コートとは、フッ素樹脂に人工ダイヤモンドの粉を混ぜたコーティングであり、フッ素加工にひと手間かけたものとなってます。
ダイヤモンドというパワーワードのおかげで、強そう、硬そう、高そうというイメージがあり、実際、他より高め設定な傾向です。
その名の通りで、〇〇コーティングの中では摩擦に強いなどトップクラスの性能があります。
ブルーダイヤモンドコートのフライパンとは
ダイヤモンドコートと変わりません。
ただ、ブルーと冠してるだけあって、ブルーの輝きをさせているフライパンもあります。
しかし、ブルーダイヤモンドとは元来普通のダイヤモンドをりも希少なものであるので、それを使っているとは考えにくいです。
ただダイヤモンドコートより、バッタ物が混じってる率が高い気がします。
金属製のヘラなどを使うと傷つくので注意云々とただし書きあるのは、あまりお勧めしません。
マーブルコートのフライパンとは
マーブルとは大理石の事で、マーブルコートはフッ素加工時に大理石の粉を混ぜたコーティングの事です。
硬い大理石をまぶしているので、コーティングの耐久性は普通のフッ素加工より上回ります。
しかし、大理石とダイヤモンドではどちらが硬いのか考えると、答えは書くまでもないです。
チタンコートのフライパンとは
昨今の人気のコーティングになっています。
数あるコーティングの中でも、耐久性能はトップクラスなのが人気の一因です。
チタンなので、酸や塩分に負けず、耐食性も兼ね備えてます。
また、チタンコーティングではなく、チタン製のフライパンも人気です。
チタンなので、軽いフライパンとなっており、非力な女子にも人気のフライパンです。
コーティングと同じく耐食性も高く、錆びにくいフライパンです。
セラミックコーティングのフライパン
セラミック加工は上記までのコーティングと違い、フッ素樹脂加工ではなく、硬いセラミックが塗られています。
セラミックは陶器に使われる白い素材ですので、白いフライパンが多いです。
また、ダイヤモンドとまではいきませんが、名前が強そうなのも特徴です。
ゲームやファンタジーでセラミックソードなどが登場するのが原因ですが。
セラミックのフライパンはフッ素加工ではないので、耐熱性が高く、上記に上がっている一般的なフッ素樹脂加工が温度280度が上限なのに対して、セラミックコーティングは400度まで耐えます。
ただし、陶器というイメージ通り、床に落としたりすると、割れてしまう事もあります。
性能は高いですが、脆さも共存している、三杉淳のようなものですね。
鉄のフライパンの特徴
耐熱性、耐久性と、コーティングのフライパンでは勝負にならない強さを誇っています。
火力が命の中華料理にはマストアイテムです。
ただし、こびりつきますので、料理後の掃除は面倒です。
そして高め設定なのも、デメリットではありますが、強盗の侵入に対して盾にも武器にもなるというサブウエポン的な能力もあります。
コーティングのフライパンの選び方
どのコーティングフライパンも、寿命は短いです。
1年もたてば性能はガタ落ちしてますし、大事に使っても2~3年でしょう。
あまり料理しないなら、もっと長持ちするでしょうけど。
少しでも長く、良い性能で使うには、5層以上のコーティングが欲しいところです。
使い方にもよりますが、5層以上でチタンコーティングが長持ちする可能性が一番高いです。
長持ちさせるには、相棒のヘラも大事です。
金属製のものではコーティングを傷つけてしまいますので、シリコン製がお勧めです。
昨今のシリコン製のヘラは耐熱性が200度を超えてますし、コーティングにも優しいです。