ジャパンネット銀行がソフトバンクYahoo系を色濃く出して、paypay銀行に生まれ変わりました。
このpaypay銀行がどんな特色があり、お得なのか調べてみました。
ライバルである楽天銀行と違いを比較しながら説明していきます。
paypay銀行の特徴
paypay銀行は前身のジャパンネット銀行と同様にネットが主体の銀行になっています。
申し込みもスマホもしくはパソコンを使ってネットで行います。
通帳などはなく、残金や履歴はスマホやパソコンで24時間いつでも無料で確認出来ます。
振込も24時間いつでも可能ですが、相手先が受取り反映されるのは相手先のシステムによります。
夜に振り込んで、即時反映される銀行もあれば、翌朝の十時頃だったりもします。
口座開設は通帳などが無いので、もちろん無料です。
楽天銀行も同じくネット銀行なので同じとなっています。
paypay銀行が他のネット銀行違う特色としては、各種キャッスレス決済と簡単に連携できるところとなっています。
paypayはもちろん、LINEPAYやグーグルPay、メルペイ、pring(プリン)、Kyash(キャッシュ)にも対応しています。
paypay銀行の入出金における手数料
ネット銀行なので、直接銀行での入出金は出来ません。
各種ATMを利用する事になります。
セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イオン銀行ATM・三井住友銀行ATM・イーネットATM・ゆうちょ銀行ATM
ここで気になるのが手数料です。
広告では「PayPay残高への入出金がいつでも・何回でも手数料0円」と謳ってますが、さてどうでしょう。
目をこらせば※印があるのに気が付くでしょう。
この※印が肝です。
毎月初回の入出金はどのATMを利用しても取引金額に関わらず無料となっています。
毎月、初回は、そうです。
では二回目からはどうでしょうか。
取引金額が3万円以上ならば、何回でも無料で利用できます。
3万円以上の入手金を繰り返す人にとっては、とてもいいですね。
では3万円未満の入出金ならばどうでしょうか。
取引金額が3万円未満ならば、ゆうちょ銀行ATMを除いて165円の手数料がかかります。
ゆうちょ銀行ATMにいたっては330円の手数料がかかります。
つまり、3万円未満の取引を何度もする人には厳しいサービスとなっています。
メイン銀行がゆうちょだけの人には更に厳しいものとなります。
預金平均残高3,000万円以上の場合は手数料が優遇されるサービスもありますが、そんな富豪が当記事に辿り着く努力をしそうにないので、当記事では割愛します。
ハッピープログラムというものを利用すれば取引金額は関係ありません。
いわゆる、銀行利用度に応じてランク分けされ、最大で月に7回まで入出金が無料で行えます。
詳しくは下記の記事でどうぞ。

入金に関してはpaypay銀行と同様で、3万円以上なら月に何度でも無料でできます。
paypay銀行の振込手数料
paypay銀行同士の振込は無料で行えます。
また、paypay銀行と三井住友銀行の口座のカナ口座名義が同一である個人客の場合も、振込手数料が無料となります。
その他の金融機関宛の場合、3万円未満なら176円で、3万円以上なら275円の手数料がかかります。
振込手数料もATM手数料と同じでハッピープログラムを利用すれば、月に最大5回まで無料で行えます。
3万円未満の場合は158円、3万円以上で261円の振込手数料がかかります。
paypay銀行の危険性・セキュリティ
ネット銀行を敬遠される方はセキュリティ面での安全性に疑問をもってるという理由があります。
実はとてもセキュリティに力を入れており、利便性を犠牲にして安全性を高めています。
トークン型ワンタイムパスワードが利用できますので、他人が不正に利用できる可能性はかなり低いです。
指紋認証にも対応してますので、VER6以降のアンドロイドを使用している人には鬼に金棒です。
楽天銀行も同様の安全性を維持しており、そこいらの銀行が時代に取り残されないよう慌ててネット対応したものよりは格段に安全です。
ATMで入出金する際も、カード不要で銀行のアプリで行える為、キャッシュカードを持ち歩いて落としたする心配すらありません。
paypay銀行と楽天銀行の比較
どちらもネット銀行のメリットは十二分にあります。
3万円以上の入手金をする人はpaypay銀行がいいでしょう。
また、paypayやヤフーショッピングの利用でも利便性は高いです。
ヤフオクの落札代金の支払い、受け取りでも便利に利用できます。
少額の入出金を月に3回程度の場合は楽天銀行がいいでしょう。
ただし、ハッピープログラムで優待度を上げておく必要があります。
また、楽天市場のショッピングにおいても1%のポイント還元が上積みできます。