ネット銀行も乱立する中で、一見してお得にみえて、そうでないものも多数あります。
ネット銀行は店舗を構えてなく、その分の経費がかかってないのでリアル銀行よりもお得で便利なのは当たり前です。
なので、他ネット銀行と比較せずにリアル銀行とだけ比較して安易に、便利だし解説しよ! とする前に一読下さいね。
ネット銀行は便利さとお得さに加えてセキュリティ面が重要です。
スーパー関連で無双しているイオンですが、ネット銀行ではどうなのかを分かりやすく解説していきます。
先に結論を書くと、住んでいる地域に左右されますが、とても良いです!
今回の記事の目次
イオン銀行の特徴
まずはばっくりと特徴を羅列していきます。
後で、各項目の詳細を綴っていきますね。
目立つところはこんなものです。
それでは一つづつみていきますね。
ATMや振込にかかる手数料について
ネット銀行において、最大の利点でもあり弱点でもある手数料です。
リアル銀行なら、同行でのATMで入出金を何度しても無料な銀行がほとんどですが、ネット銀行はそうではありません。
自銀行のATMが無いのでコンビニなどのATMを使うところがほとんどです。
月何回まで無料や一定の金額以上から無料などは良い方で、常に手数料がかかるところもあります。
慈善事業じゃなく商売ですからね、どこかで儲けを得ないとなので仕方ないとこです。
イオン銀行のATM利用料金
イオン銀行はどうかというと、リアル銀行に負けないぐらいに、イオン銀行ATMを数多く設置しています。
主にイオンやイオン系列のスーパー内にあります。
このイオンATMを使えば入出金は何度でも無料です!
しかも年中無休で24時間使えます!
これは凄い!
しかも、ミズホ銀行や三菱UFJ銀行のATMでも、平日の8時45分から18時までの間なら何度でも無料で使えます。
更にゆうちょ銀行ATMなら平日の8時45分から18時に加えて、土曜の9時から14時の間も無料となっています!
近所にイオンATMが無くても、ゆうちょ銀行ならあるでしょうから、使い辛いという事はないと思います。
その他の銀行ATMやコンビニATMでも110円~220円ぐらいの手数料がかかりますが使えます。
なのですが、イオン銀行の設定している利用者のステージ判定(イオンMyステージ)によって、これらの手数料も月に最大5回まで無料となるという大盤振る舞いとなっています。
もうこれだけで開設しても良い案件となっています。
ライバル同士なので仕方ないとはいえ、ここは残念ポイントでありデメリットです。
イオン銀行の振込手数料金
イオン銀行からイオン銀行宛の振込はもちろん無料です。
この同行振込無料のネット銀行は家族全員がもっていると何かと便利です。
他行宛でもスマホやPCからのネットバンキングなら110円ですし、イオンATMからの他行振込なら132円となっています。
これらも、先に述べた利用者のステージ判定(イオンMyステージ)によって、月に最大5回まで無料となります。
・イオン銀行口座宛
5万円未満:220円(税込)
5万円以上:440円(税込)
・他行口座宛
5万円未満:374円(税込)
5万円以上:550円(税込)
イオンMyステージとは
他行ATMや振込の手数料が無料となるイオンMyステージは何かを説明します。
どれだけイオン銀行を利用しているかによって、ブロンズ・シルバー・ゴールド。プラチナの四つのステージが用意されています。
これにより普通預金の金利も変わってくるので、なかなかに重要なファクターとなっています。
画像はイオン銀行公式サイトからの引用
ブロンズ:年0.01%(税引後年0.007%)
シルバー:年0.03%(税引後年0.023%)
ゴールド:年0.05%(税引後年0.039%)
プラチナ:年0.10%(税引後年0.079%)
年0.1%とか、令和の時代にはありえない厚遇となっています!
ブロンズ月1回
シルバー月2回
ゴールド月3回
プラチナ月5回
ブロンズ月0回
シルバー月1回
ゴールド月3回
プラチナ月5回
最低でもブロンズが保証されてるわけではないの注意しましょう。
こうみると、何としてもプラチナステージを目指したいところです。
が、そこに至る条件が厳しいです。
外資や投信の預金、NISAやiDeCoなどを駆使しないと到達しないステージです。
では他のステージはどうでしょうか。
まずは銀行のキャッシュカードをデビッドカード付帯のものを選びましょう。
WAONの設定をオートチャージにすると、この二つだけでブロンズステージです。
ちなみにデビッド付帯のキャッシュカードには電子マネーのWAONが搭載されています。
デビットプラスキャッシュカードではなく、そこにクレジットカード機能も付いているイオンカードセレクトでも構いません・
イオン系スーパーで最もお得に買物するならデビッド付帯のキャッシュカードイオンカードセレクトは欠かせないマストアイテムなので、ここはクリアーしておきましょう。
そこにイオン系スーパーでの支払いをWAONで月に2万円以上(オートチャージ設定)使えば、シルバーステージです。
このシルバーステージまではたいていの人が辿り着けます。
そこから先のゴールドに至るには、WAONで月に6万円以上もしくは他の条件を満たせば可能です。
いけなくもないです。
もしくはイオンのクレジットカードをメインにしたり、やイオン銀行に生活費を払い込む設定にして月に12万以上にすればもう、それだけでゴールドステージです。
給料振込をイオン銀行にするなど、色々と方法はありますので詳しくは公式HPで確認して下さい。
イオン系スーパーでお得に買物
イオンセレクトカードもしくはデビッド付帯のキャッシュカードであれば何かとお得になれます。
特に、毎月20日、30日ではイオンカードセレクト、イオン銀行キャッシュ+デビット、電子マネーWAONのいずれかで支払うと支払いが5%OFFになるという大盤振る舞い。
よくあるポイント還元などと違い、5%OFFです。
これは凄い!
また、その他の日でも、WAONのオートチャージからのWAON払いにすると還元率が1.5%となり、他社クレジットカードの還元率に勝てます。
ちなみにオートチャージにないWAON払いやイオンセレクトでのクレジット払いでは、イオン系列スーパーでの還元率は1%であり、悪くはないです。
オートチャージが嫌いなら、還元率1%ですのでそれもいいかと。

イオン銀行のセキュリティは大丈夫なのか
内部的にはかなり対策されています。
振込などの取引きの都度、ワンタイムパスワードの発行ができますし、いつも利用するスマホやパソコンの登録もできます。
悪者がアナタのIDやパスワードを使って銀行にログインしようとしても、アナタのスマホかパソコンじゃないとログインできないシステムです。
このシステムはリスクベース認証といって、登録端末以外でのログインには秘密の合い言葉が必要となります。
他にも色々と対策されてるようなので、後で追記します(ブログ管理人はいろいろ調べて熟考した結果、現在開設手続き中)
とはいえ、楽天銀行などと比較した場合、利用者で出来るセキュリティは限られており、その点は不安です。
楽天銀行ならば、ATMが使える時間や都道府県なども限定できますし、常にATM使用不可にロックして、自分が使う時だけ一時的にロック解除するという安心仕様です。

イオン銀行アプリもあります
イオン銀行アプリでは、残高を調べたりできて便利なようですが、不具合だったりログインできなかったりと悪い口コミが目立ちます。
ブラウザから公式サイトにログインした方が良さそうですね。
銀行アプリで不具合起こされたら心配になりますので、当サイト管理人は使わない方向です。
面倒ですが、ブラウザから公式サイトに入っていきます。
銀行アプリなのに振込など対応しておらず残高や取引通帳見るだけというとこに、お金を動かせない危険性がありそうですし用心します。