ANA PayというPayシリーズにまた新たな仲間が加わりました!
もうPay一家が何人兄弟なのか分からないぐらいに増殖しています。
完全に後発となったANA Payとはどんなものか?
メリット・デメリットが混在するこのANA Pay を開設していきます。
今回の記事の目次
ANA Payとは
ANAがPayブームの遅ればせながら参戦離陸したQRコード決済アプリです。
当然ながらスマホで利用しますので、ゲラケーしか信じられない人はここでお帰り下さい。
ANAですので、貯まるポイントはマイルとなります。
ほとんど空を飛ばない歩兵の方々も、ここでお帰り下さい。
その二つをクリアーした人達が使うかどうかを取捨選択できるアプリです。
ANA Payの還元率
Pay兄弟は還元率の高さでよく争います。
では後発のANA Payはどうでしょうか?
ANA Payの利用で200円の決済につき1マイル付与されます。
つまり0.5%還元であり、良いとは言い難いです。
この基本還元率にチャージによるマイル付与が加味されます。
チャージによるマイル付与は登録したクレジットカードにより異なります。
ANA Payマイルプラス加盟店を利用の場合は、上記のマイルにプラスして200円で1マイル付与されます。
つまり、還元率が1%に上昇し、使う価値が高まります。
ANA Payのチャージ方法・還元率
赤丸部分のチャージボタンを押します。
次にチャージ金額を入力するのですが、千円単位でのチャージとなります。
まだクレジットカードを登録していない場合はここで登録して次に進みます。
このクリジットカードの登録にも注意点があるので、後述します。
チャージに関しては登録したクレジットカードからしか出来ません。
2020年現在では、現金チャージや銀行チャージに対応していません。
1回あたりのチャージ限度額は2万円で、残高のMAXは10万円となっています。
一日の限度額は設定されていませんので、2万円チャージを5回繰り返せば、MAXに届きます。
マイル還元率はカードにより変動します。
ゆえに、チャージによるマイルを加味したANA Payの還元率は1.6%、1.1%、0.6%、0.5%の4段階に分類されます。
ANA JCBカード(プレミアム)を所持しているなら1.6%であり、そこいらのPayより還元率は格段に高いので利用するメリットは高いです。
ANA JCBカード(ゴールド)での1.1%も他のPayより高い部類ですので、悪くは無いです。
ANA Payにクレジットカードを登録する時の注意点
最大の注意点であり、デメリットとしては登録できる銘柄が本人認証サービス「J/Secure™(ジェイセキュア)」に対応したJCBブランドのクレジットカードまたはデビットカードという点です。
VISAやmasterなどが使えなく、JCBのみという全日本態勢をとっています。
かつてnanacoにポイント付与できるチャージ登録がJCBのみだった過去が思い出されます。
しかも、チャージによるマイル付与の恩恵があるのは、「ANA JCBカード」シリーズになっています。
楽天JCBカードやYahoo!JCBカードは登録してチャージは出来ますが、マイルは付与されません。
つまりマイラー専用のQRコード決済アプリとなっています。
ANA Payを利用できる店
ANA PayまたはSmart Code™のロゴマークがある店舗で利用できます。
残念ながら、まだそんなに普及していません。
あろうことか、ANAなのに、利用できる空港施設が長崎空港や函館空港の一部の施設であり、ホテルでもANAクラウンで使えません。
ホテルニューオータニやリッチモンドホテルなどでは使えます。
主なコンビニではローソンであり、主なドラッグストアはキリン堂です。
今後は増えていくと思いますが、これはかなりのデメリットと言わざるえません。
ANA Payを使うメリット
ANA JCBカードのプレミアムやゴールドならマイル還元率的に使う価値はあるでしょう。
マイルを貯めたい人にはメリットと言えます。
また、他のPayと違い、ANAカードでの登録がメインである為、やや高級感があります。
ワンランク上のPayとして、見栄を張る事が出来るのもメリットと言えます。
他のPayはやや貧乏くさい雰囲気があるのでセレブの人には敬遠されがちですが、ANAペイならばちゃんとPayも使える人であり且つ、セレブ階級なのが両立可能です。
頻繁にフライトしる層ですいうのを言外に示せますし、ファッションとしての側面としては優秀です。