Yahoo! JAPANが提携するカードがpaypayカードに変更されます。
いよいよpaypayという新通貨を御旗として、経済世界の版図の席巻せんと走り出しました。
このpaypayカードがどのようなもので、得なのかどうなのか、ヤフーカードとの違いを含めて説明していきます。
今回の記事の目次
paypayカードとヤフーカードとの違い
最初にpaypayカードとヤフーカードとの違いを明記していきます。
基本的に同じですが、ヤフーカードは2023年1月に廃止されます。
全てのヤフーカードはpaypayカードに変更されます。
ヤフーカードは既に新規発行は中止されています。
ヤフーカードは利用料に対して1%還元でTポイントが付与されていましたが、それもpaypayポイントに置き換わっています。
それらも含めてpaypayカードと同じなのですが、一番の違いはTポイントカードが付帯していないかどうかという事です。
ヤフーカードならTポイントカードありますかと店員に問われたら、ヤフーカードの裏面にあるバーコードをスキャン出来たのですが、paypayカードはTポイントと離婚したので、Tポイントのバーコードは付帯していません。
ウエルシア大好きなTポインターの人にとってはpaypayカードは改悪となるかもしれません。
Tポイント好きはどうすればいいのか
大丈夫です、paypayアプリで使えます。
paypayアカウントと、ヤフーアカウントを連携して、Tサイトの本丸であるモバイルTカードに登録すれば、ヤフーカードについてる同Tポイントを問題なく使えるようになります。
paypayの機能の一つであるTカードでバーコードが表示できますので、引き続きTポイントを貯めてウエルシアで吐き出して下さいね。
詳しい引継ぎ方法はYouTubeでどうぞ。
paypayカードの付与ポイントと還元率
上でも書いてますが、paypayポイントが付与されます。
ちなみにpaypay残高という名称が廃止されて、paypayボーナスとなっています。
一か月毎のカード払いにおいて、100円につき1ポイント付与されますので、還元率は1%です。
注意点としては、PayPay決済・PayPay残高チャージ・PayPayあと払い決済に対しては既にpaypayにてポイントが発生しているので、それらのpaypayカード払い請求分は差し引いた分だけポイントが付与されます。
また、nanacoクレジットチャージ利用分など、一部対象外となる決済もあります。
paypayカードのセキュリティ
とても高いです。
カード番号やセキュリティコード、有効期限の表記のないナンバーレスなクレジットカードです。
下図のように、番号が記載されていないので、盗撮される心配がありません。
かつて店員がお客のクレジットカードを動画撮影しておき、カード番号などを盗み、悪用したという事件もありました。
そのような心配もレスとなります。
リアル店舗ならば、ICチップで通るので、ナンバーレスで問題ないですが、ネットショッピングなどでカード番号やセキュリティコード、有効期限が必要となった場合、スマホやパソコンで、paypayカードサイトにログインしてマイページで確認する必要があります。
paypayで「あと払い」設定にしてる方は、PayPayアプリのホーム画面にある「あと払い」の「カード番号・ご利用可能額」で確認出来ます。
ヤフーショッピングにおけるメリット
ヤフーショッピングにおいて、paypayカード払いだと1%多めにポイント還元されます。
他キャンペーンでも最大の恩恵を受けるのに必要となるシーンもあります。
paypay残高で払うにしても、paypayカードでのチャージが生きてきます。
ヤフーショッピングに限らず、ヤフオクやpaypayモール、ロハコなどでも他社クレジットカードよりはアドバンテージがあります。
paypayカードの利点・最大のメリット
ヤフー経済圏の要であるQRコード決済のpaypayを最大限に活用できる唯一のクレジットカードです。
paypayにチャージする手段はpaypay銀行からのチャージか、paypayカードからのチャージしか手段が無いです。
他社のクレジットカードも支払い用に登録は出来ますが、チャージは出来ませんし、paypay決済でのpaypayポイントも発生しません。
つまり、paypayで払うだけなら他社クレジットカードでも問題ないですが、ポイント付与や各キャンペーンにおいてpaypayカードが必須です。
特にpaypayのキャンペーンは非常に強力であり、これに参加しないならpaypayじゃなくてもいいぐらいです。
現在走っているキャンペーンでも、「PayPayあと払い」の設定が必須となっており、「PayPayあと払い」を設定出来るのはpaypayカードだけです。
上図のようなキャンペーンです。
これを利用してpaypay決済すれば、最低でも1.5%還元であり、paypayカード単独利用1%を上回りますし、ほとんどの場合において他QRコード決済やクレジットカード決済よりお得となります。
このキャンペーンは長期間に渡り継続されると思いますので、今からpaypayカードを申請しても十分間に合います。
「PayPayあと払い」とは何かはこちらの記事でどうぞ。

メリットをまとめると、paypay決済してpaypayポイントをGET出来るクレジットカードは、paypayカードだけです。
paypayカードの年会費・維持費
この手のクレジットカードの御多分に洩れず、永年無料で維持費や手数料はかかりません。
よくある、年間いくら利用すると来年の年会費無料などではなく、使わなくても無料です。
ただし、リボ払いや分割払いの場合はそれに応じて手数料がかかります。
また、支払いが遅延した場合も、年率14.6%の遅延損害金が発生しますので注意しましょう。
paypayカードの締め日・支払日
PayPayカードの利用代金は、毎月月末締めで、翌月27日が支払日となっています。
「paypayあと払い」設定も同時にpaypayカード払いに乗って合算されます。
27日が土日祝日ならば、翌営業日(平日)が支払日となります。
遅くとも毎月20日には支払い額が確定していますので、確認してお金を支払い口座に入れておきましょう。
paypayカードのデメリット
paypayカードには保険が付帯してません。
不正利用による被害はカード裏面記載の電話番号にかけると対応してもらえるようですが、ナビダイヤルなので、かけ放題プランにしていても、通話が有料となりますので注意して下さい。
他社のクレジットカードの場合、カード盗難保険や旅行傷害保険、ショッピングガード保険などが付帯している場合が多いのですが、paypayカードはそれらの保険レス仕様です。
平時では気になりませんが、もしもの時には少し不安を覚えますので、メインカードではなくサブカード止まりかもしれません。
当サイトに辿り着いた人なら関係ないでしょうが、スマホがないとカードの申し込みも難しいです。
セキュリティが高いが故に、sms送信での本人確認が必要不可欠であり、paypayやYahoo!Japanとの連携も必要ですので、それらを使いこなせる人じゃなければ使えないというデメリットもあります。