数多あるクレジットカードの中で年会費無料であり街中で使用という条件を設定した場合、コスパ最強とされるのは「P-one Wiz」です。
ですがあまり知られてはいません。
何故かというと、あまり広告打ってしておらず、広告費や入会キャンペーンを削っている為と思われます。
当サイト管理人も恥ずかしながら令和になるまで存在を知りませんでした。
知ってしまうと、なるほど、最強だと思われるクレジットカードでしたので、特徴などを説明していきます。
先にザックリとポイントを書くならば、ポイントじゃなく、その場で割り引かれるシステムなので、ポイント管理の必要がないのです。
今回の記事の目次
P-one Wizカードとは
ファミマTカードなどを発行しているポケットカード株式会社の発行するカードです。
「P-oneカード<Standard>」
「P-one Wizカード」
「P-oneカード<Premium Gold>」
「P-oneカード<G>」
があります。
「P-oneカード<Premium Gold>」「P-oneカード<G>」は年会費が発生しますので、ここではパスします。
年会費無料なのが「P-oneカード<Standard>」と「P-one Wizカード」となります。
「P-oneカード<Standard>」は還元率1%であり、まあまあ優秀のカードです。
「P-one Wizカード」はそれを上回る最強カードです。
なのですが、使い方を誤ってしまい、下手すると損してしまう最弱カードに化けますので、どう違うのか説明します。
「P-oneカード<Standard>(P-oneスタンダードカード)」と「P-one Wizカード」の違い
年会費無料、還元率がポイントではなく、1%割引なところまでは同じです。
ですが、「P-one Wizカード」はこれに上乗せしてポイントが付与されます。
後述しますが、このポイントを上手く使いこなすと最強となります。
それならば「P-oneカード<Standard>」なんて存在価値ないし作る人いないと思われますが、大きな違いがもう一つあります。
その、もう一つの大きな違いというのは、「P-oneカード<Standard>」は普通のクレジットカードなのに対して、「P-one Wizカード」はポケットカード特有の初期設定がリボ払い専用カードであるという点です。
これは凶悪で、還元率をマイナスにしてしまう最弱カード設定ではありますが、支払い方法を「ずっと全額コース」にしてしまうことで最強に化けます。
「P-one Wizカード」の肝は申し込んだら支払い方法を「ずっと全額コース」にするかどうかにかかっています。
「ずっと全額コース」にしてしまうと、リボ払い手数料などはかかりません。
普通のクレジットカードの一括払いと同じです。
P-one Wizカードの還元率
一回の支払いに対して1%の割引が適用されます。
ポイントが付与されるわけではないので分かりやすく、ポイントの整理が面倒な人にもお勧めできます。
なのですが、一回の支払いに対してというのが罠でして、100円未満の端数は切り捨てです。
999円の買物ならば、9円の割引です。
1000円の買物ならば、10円の割引です。
こういうクレジットカードは、結構多いです。
だから楽天カードのクレジットカードのように月の合算に対してポイント還元なのが人気なわけです。
支払い回数が多く、100円未満の端数が積み重なって10000円となった場合は、端数に対して月の合計が対象の1%還元なカードだと100円の還元ですが、P-one Wizカードは0円です。
ここはかなりのデメリットと言えるでしょう。
そのデメリットに対して対抗するのが、ポケット・ポイントが1000円あたり1ポイント付与されるという点です。
1000円で1ポイントかよと思えますが、ポケット・ポイントは1ポイントで5円相当の価値があります。
1000円で5円ですので、還元率は0,5%です。
1%の割引と合わせると1,5%となります。
この時点で最強なのですが、ポケット・ポイントは1ポイントを5ポイントとしてTポイントに変換できます。
その交換したTポイントは、ドラッグストアのウエルシアで20日に利用すると、更に1,5倍の価値になります。

つまり、100ポケットポイントが、500Tポイントとなり、ウエルシアで20日に利用すると、750円相当に化けるというわけです。
これを還元率にすると、0,75%であり、1%割引と合わせると1,75%に跳ね上がります。
これが街中最強と言われる由縁となっています。
P-one Wizカードとその他の有力カードとの比較
還元率が1,2%であり、他の有力なカードが1%止まりなのに対して頭というか鼻差で勝ってます。
ですが、貰えるポイントがリクルートポイントであり、使い勝手が悪いです。
dポイントやポンタポイントに交換できるようになり、多少は良くなりましたが、ドコモユーザーやローソンのヘビーユーザー専用という感が否めません。
ポイントの使い勝手がいいのは楽天カードです。
街中の還元率が1%ではありますが、楽天市場の利用や楽天Edyや楽天Payを利用すれば一気に跳ね上がります。
また入会キャンペーンも常時開催されており、バナーでは5000ポイントなのに、バナーからサイトに飛ぶと時おり8000ポイントだったりします。
ポイントの消化も楽天市場に限らず、街中でも消化できる手段が豊富にあります。

楽天市場を利用しているという条件下では最強のカードといえるでしょう。
街中のポイント還元率が1%と楽天カードと同じです。
付与されるポイントはTポイントであり、そこは「P-one Wizカード」と同じく、20日にウエルシアでの利用で価値を1,5倍にできます。
ただし、期間限定ポイントはヤフーショッピングなどのオンラインでしか使えませんので、使い勝手は楽天に劣ります。
ヤフーショッピングでの利用では更に還元率が上がりはしますが、付与されるのは期間限定ポイントが主であり、デメリットといえるでしょう。
なのですが、今では話題のpaypayの必須カードとなっており、ヤフーカードを紐づけしたpaypayは他のカードを紐づけした人に比べて物凄く有利です。
それはもう、還元率が10%をゆうに超えるぐらいに差があります。
paypayを利用するならば、間違いなく最強のカードです。
P-one Wizカードのデメリットである1%割引対象外なもの
全ての支払いに対して1%割引が適用されるわけではありません。
サンリブ、マルショク、ポケットカードトラベルセンター、電子マネーチャージ、金券類、生損保等の各種保険料、ETCカードの利用分、キャッシング利用分は「1%OFF特典」対象外となります。
特に電子マネーのチャージとETCカードが対象外なのは大きいです。
ETCカードは他のクレジットカードのを使うにしても、電子マネーのチャージが対象外はどうしようもないです。
電子マネーにチャージして二重、三重のポイントGETが主流になる中、それが出来ません。
とはいえ、電子マネーチャージでの還元率は各社悪くなってきており、いずれ対象外になっていく流れなのかもしれませんね。
対象外が多い中にあって、電話代や光熱費等の公共料金や、国民年金保険料も自動的に1%OFFできる点は光っています。
いずれもそこそこの請求ですからね、1%の割引は大きいです。
P-one Wizカードに向いてる人
街中では電子マネーを使わずにクレジットカード払いがメインな人です。
Tポイントカードを所持しているなら、更に向いています。
また、ポイントに無頓着で貯めるだけで使わずに期限切れにしてしまう人にも、その場で割り引いてくれるP-one Wizカードは相性がいいです。
楽天市場やヤフーショッピングなど通販を使わないという人にもお勧めのカードとなります。